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次世代に残す宇部の記憶
宇部興産専用道路
宇部興産専用道路は、宇部市と美祢市を結ぶ全長31.94kmの「日本で一番長い私道」です。この道路は美祢市の伊佐セメント工場で製造されるセメントの半製品(クリンカー)や、伊佐鉱山で採取される石灰石を宇部地区のセメント工場や港へ、逆に宇部の港に荷揚げされたセメント製造用の石炭などを伊佐セメント工場へとそれぞれ輸送するために、昭和43年(1968年)から全線開通まで14年の歳月をかけて建設しました。道路は一部を除き片側2車線の自動車専用道路で、全長1,020mの興産大橋や、伊佐トンネルなどを設置しています。興産大橋は宇部鉄工所(現・宇部興産機械株式会社)で制作された鋼トラス橋で、宇部の工場群のシンボルの1つとして親しまれています。
撮影時期
2007年(平成19年2月)