市民プロジェクト
~里山を笑顔に~ 宇部産の竹を利用した竹ぼうきの作成
事業概要
竹の枝の有効活用と、外来種、放置竹林問題の解決を図るため、宇部産の竹を使った「竹ぼうき作成」を促進する。
実施者名
三輝トラスト株式会社
放置されて荒れてしまった竹林を整備して、里山を子どもたちが走り回り、笑顔と声がひびきわたる。・・・そんな活気のある里山を取り戻したい。三輝トラストは竹林伐採・雑木林の間伐を通じて里山を再生し、山口県の未来を支えてまいります。
放置されてしまった竹林
いつの頃から人々は山に入らなくなってしまいました。生活習慣は変わり薪でご飯を炊くこともお風呂をわかすこともなくなりました。食料として植えられた竹、生活に密着していた竹も同様に利用されなくなりました。薪を取るために山に入っていた頃の先人たちはきっと邪魔になる竹を伐採しその伐採した竹を上手に利用していたはずです。だんだんと人が山から離れて生活していき成長の早い竹は我が物顔で根を蔓延らせ、森を枯らし、どんどん竹林を広げてしまいました。竹害は私たちによって作り出してしまったのです。
外来種が在来種を駆逐する
昔から日本にいる在来種は、日本の自然の中で他の生き物と共存して生きてきました。しかしながら近年、人間の手によって国内に持ち込まれた生き物が、昔から続く日本の生き物たちのバランスを崩し始めています。
実は、中国から輸入される竹ぼうきも、外来種侵入の原因となっています。竹の枝に産み付けられたカマキリ(ムネアカハラビロカマキリ)の卵が、竹ぼうきと共に国内に侵入し、日本のカマキリを駆逐する恐れがあるといわれています。
宇部産の竹で竹ぼうきをつくろう!!
山口うべ竹エコシステム協議会主催により、宇部産の竹をつかった竹ぼうき作成のワークショップを開催しました。
日時:2021年3月14日 10:00~ ※終了しました
場所:常盤町一丁目スマイルマーケット
主催:山口うべ竹エコシステム協議会主催
竹ぼうき作成マニュアル
山口うべ竹エコシステム協議会が作成した竹ぼうき作成マニュアルを掲載します。宇部市の里山、自然を少しでも守るため、身の回りの竹を使って竹ぼうきを作ってみよう!
関連リンク
連絡先
三輝トラスト株式会社
担当:堀川
TEL: 0836-68-5390
山口うべ竹エコシステム協議会
(事務局:北部・農林振興部 農林整備課)
TEL:0836-67-0347)